
| 1.会 期:2009年3月24日~3月25日 2.会 場:中之島センタービル・関西経済連合会会議室(大阪) 3.参加人数:49名 PECCの主要メンバー9ヵ国・地域(カナダ、中国、インドネシア、日本、韓国、ニュージーランド、シンガポール、チャイニーズ・タイペイ、米国)より各国PECC委員長、専門家19名のほか、PEO日本委員会委員などオブザーバー38名が参加。 4.テーマ: 2009年SOTRに向けての議論 |
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(概 要)
・PECCはAPECに対する発信力強化のため、SOTR(State of the Region:太平洋地域の現況報告)を2006年より毎年APEC首脳会合に併せて発表してきた。本会合は、SOTR2009年版の発表に向けてのキックオフ・ミーティングとして、開催されたものである。
・PEOは、これまで短期予測部門の活動として、SOTRの重要な基幹として、その取りまとめに貢献してきたが、短期経済予測自体は、IMFなど主要国際機関が予測を発表していることを踏まえ、今年度から実施しないこととなった。しかし、引き続きSOTRの議論に関西から貢献するため、開催を支援。本会合からPECC/PEO日本委員会の野上新委員長がSOTR編集委員として議論に参加することとなった。
・本会合では、地域の経済危機の現状とその太平洋地域としての対応策を中心に、熱心な議論が行われた。第1セッション「経済危機の地域に対するインパクト」では基調講演として、IMFアジア太平洋局長の有吉章氏より、世界と地域の経済見通しの発表があった。本セッションのディスカッサントとしてこれまでPEOの日本経済予測を担ってきた甲南大学稲田教授が、日本の経済見通しと景気対策のインパクトについて発表を行った。また、第2セッション「経済危機に対するアジアの対応」では、アジア開発銀行研究所の河合正弘氏から、「世界金融・経済危機とアジアの対応」として、米国の需要が回復するかどうか不透明であり、アジアが協調して内需の回復を図るべきとの提案が行われた。
・その他「国際協調へのインプリケーション」、「地域貿易システムの信頼再構築」といったテーマで議論し、PECC日本委員会委員の山澤名誉教授が、貿易障壁とWTO、ボゴール合意について、コメントを行った。また、1日目のランチの際に、ABAC委員の渡辺氏(㈱三菱東京UFJ銀行顧問)よりABACの経済危機への対応について、ディナーの際に、外務省平松審議官よりAPEC2010(日本開催予定)について、スピーチを頂いた。
・本会合をキックとして、2009年11月のシンガポールAPEC会合でSOTR2009-2010を公表する予定。
(文責:事務局)